I2PL光治療ノーリス

ノーリスは、光治療装置の分野で世界をリードするエリプス社(デンマーク)が開発した、次世代の光治療器の最新モデルです。(現在キャンデラ社のグループに入っています)
波長域を広く照射するI2PL(アイ・ツー・ピー・エル)と呼ばれる次世代型IPL(=Intense Pulsed Light)の光を肌に照射することで 安全かつ効果的に治療することができます。

これまでの機器では反応が鈍かった「お顔全体に散らばる薄いしみ・そばかす」や、「赤ら顔・酒さ・にきび跡の赤み」などに高い効果を発揮します。
ノーリスは厚生労働省の薬事承認を得た医療機器ですので、安全性も証明されています。

ノーリスは何に効くの?

ノーリスの効き目

しみ・そばかす・くすみ

最も効果が期待できるのがしみ・そばかす・くすみです。
原因となるメラニン色素をターゲットにしています。
Qスイッチルビーレーザーと違って治療当日からお化粧が可能で、広い範囲のしみを一気に改善できるところがノーリスの魅力です。
そばかすや全体の点在する色素斑の治療は、ノーリスが第1選択の治療法といってもよいと思います。

症例:しみ(表在性色素斑)

IPL光治療ノーリス
治療前
IPL光治療ノーリス
2回治療後

Nordlys VL 555 アプリケーター

しみ(老人性色素斑)は紫外線などが原因で起こる、メラニンの過剰蓄積です。
ノーリスの照射によりメラニンにダメージを与えるとともに、皮膚のターンオーバーが促され、しみが改善していきます。

赤ら顔・酒さ・にきび跡の赤み

赤ら顔や酒さ、にきび跡の赤みの原因となるヘモグロビンもターゲットにしていますので、ノーリスは、赤ら顔・酒さ・にきび跡の赤みに効果が期待できます。

症例:赤ら顔(毛細血管拡張)

IPL光治療ノーリス
治療前
IPL光治療ノーリス
3回治療後

Nordlys PR 530 アプリケーター

赤ら顔(毛細血管拡張)は、皮膚疾患やホルモンの変化、その他何らかの原因によって毛細血管が太くなる疾患です。
増えた血流が透けて見えるので、お肌が赤く見えます。
ノーリスを照射することで太くなった毛細血管が熱で凝固し、血流が減ることで赤みが改善します。
ノーリスは赤みに対する効果に定評があります。
これまでのIPLで満足のいく結果が得られなかった方は、ぜひノーリスをお試しください。

毛穴の開き・小じわ・肌のキメの改善

ノーリスは肌のコラーゲン生成を促すため継続的に受けることにより、皮膚のテクスチャーが良くなり、毛穴が引き締まりキメが整ったきれいな肌へと改善します。
治療を繰り返すことによって、しみ・小じわなどが形成されにくくなり、「老化しにくい肌」になっていきます。

症例:毛穴改善

IPL光治療ノーリス
治療前
IPL光治療ノーリス
1回治療1か月後
IPL光治療ノーリス
1回治療2か月後

Nordlys PR 530 アプリケーター

IPL(ノーリス)とレーザーの違いは?

レーザーよりも作用が穏やかであり、その分ダウンタイムもなく、治療後の炎症後色素沈着が発生する可能性が低い安全な治療といえます。
一般的に大きく目立つ孤立性のしみにはレーザーを、まばらに点在するしみ・そばかすやくすみにはI2PL(ノーリス)を選択します。

吸収曲線

レーザーの光は単一波長ですが、I2PLの光は幅広い波長です。
レーザーはしみに効く波長のもの、赤みに効く波長のものなど複数の機械がありますが、I2PLの光は広域波長なのでいずれの波長も含みます。
そのため、一度の治療で異なる症状(しみ・赤み・ハリ等)に働きかけることができます。

ノーリスと他のIPLとの違いは?

ノーリスと他のIPLとの違い

通常IPLで用いる400~1200nmの光のうち、950nm以上の波長は水によく反応するため、熱の発生によるやけどのリスクがあります。
一般的なIPL機器では、やけどが生じないよう照射部位に冷却機構が備わっているのですが、冷却により血管が収縮してしまい、血管に対する効果が弱まってしまう問題がありました。
ノーリスはハンドピース(お顔に当てる部分)にウォーターフィルターを搭載し、治療に必要ない上にやけどの原因となる950nm以上の波長をカットすることで、やけどのリスクと痛みの軽減を実現しました。
さらに冷却機構を排除したことでハンドピースが小さくなったので、精密な照射が可能になっています。
これまでのIPLで満足のいく結果が得られなかった方は、ぜひノーリスをお試しください。

ノーリスの2つの照射モード VLとPR

ノーリスの2つの照射モード

ノーリスではハンドピースを交換することで、光の性質を変えることができます。
一般的にはVLを用います。ダウンタイムが非常に少なく、かつしっかりとした効果が得られます。
一方PRは、よりアグレッシブな治療を行いたい時に使用します。
頑固なシミや拡張血管を何とかしたい場合や、コラーゲン生成効果を期待してしっかりと熱を加えていきたい場合などに用います。
効果が強い分、赤みなどのダウンタイムがやや出やすいので、ご相談の上で照射方法を選択していきます。

ノーリスの施術間隔・回数の目安

患者様の肌質や症状などによって異なりますが、目安として皮膚のターンオーバーに合わせて4週間ごとに5回程度の治療をお勧めします。

ノーリスを受けられない方

  • 光線過敏症の方
  • 妊娠授乳中の方
  • 日焼けしている方
  • 光線過敏を引き起こす薬剤を内服している方
  • 施術部位に傷や感染症がある方

施術後の注意点

洗顔・スキンケア

当日から可能です。
ノーリス施術後はお肌が乾燥しやすくなります。十分な保湿を心がけてください。
ピーリングなどお肌に負担がかかるケアは、1週間ほどお控えください。

入浴

当日はシャワー浴が可能です。
身体が温まり過ぎないよう、短時間で済ませていただくことをおすすめします。
翌日以降はシャワー浴、入浴ともに制限ありません。

メイク

直後から可能です。

運動

翌日から可能です。

お顔のマッサージ

摩擦はお肌の負担となりますので、3週間は控えていただくことをおすすめします。

日焼け

ノーリス施術後は紫外線の影響を受けやすくなっています。
施術の効果を最大限に引き出すため、施術後のUVケアをお願いします。

施術後経過・ダウンタイム

痛み

少しはじかれるような痛みと熱さを伴うことがあります。麻酔が必要になることは基本的にありません。
施術後にヒリヒリ感が出ることがありますが、通常数時間で落ち着きます。

赤み

照射部位に赤みが出ることがあります。通常数時間で落ち着きます。

薄いかさぶた(マイクロクラスト)

特にしみの色の濃い部分が、細かいかさぶた状になることがあります(マイクロクラスト)。
皮膚のターンオーバーとともに1~2週間でなくなっていきますので、ご安心ください。
かさぶたは無理にはがそうとすると炎症の原因となります。自然にはがれるまでお待ちください。

副作用・リスク

ノーリスによる光治療は個人差はありますが、ごくまれにやけどや色素沈着が生じる可能性があります。

料金(税込み)

全顔13,200円
全顔+ビタミンC導入 15,950円
全顔+トラネキサム酸導入 17,600円
両頬・鼻(部分) 11,000円
両手(肘より先) 26,400円

治療法別

  1. I2PL光治療ノーリス

  2. Qスイッチレーザー

  3. ほくろレーザー治療

  4. イボレーザー治療

  5. 肝斑トーニング

  6. ダーマペン4

  7. フラクショナルレーザー

  8. 水光注射ベラプロ

  9. ウルトラセルQ+(HIFU)

  10. PRP皮膚再生療法

  11. ケミカルピーリング

  12. イオン導入(ビタミンC、トラネキサム酸)

  13. LED治療器オムニラックス

  14. ボトックス注射

  15. ヒアルロン酸注射

  16. ゼオスキンヘルス

  17. ドクターズコスメ

  18. ピアス

ご予約は
こちら