当院では、形成外科専門医およびレーザー専門医の資格を持つ医師が在籍しています。患者様一人ひとりの状態やご要望にしっかりと耳を傾け、医学的根拠に基づいた安全で効果的な美容治療を提供することを何より大切にしています。
美容医療は見た目の美しさを追求するだけでなく、心の健康や自信にもつながる重要な医療分野です。だからこそ、医師の専門性と経験が治療の結果に大きく影響を及ぼします。

シミやイボ、ほくろといった皮膚の変化は一見すると似ていますが、それぞれ原因や対応が異なります。例えば、シミと思っていたものが皮膚がんの初期症状であったり、単なるイボと思っていたものがウイルス性で再発リスクが高いものだったというケースも少なくありません。
形成外科専門医として、皮膚や皮下組織の病変を医学的に正確に診断し、必要に応じて病理検査を行ったうえで、最適な治療方法を選択します。また、レーザー専門医としては最新のレーザー機器の特性を熟知していることにより、症状や肌質に合わせた適切な出力・波長を選び、効果的な治療を実現することが可能です。
こうした医師の高い診断力が、無駄な治療を防ぎ、最短距離で理想の仕上がりを目指すうえで極めて重要なのです。

形成外科専門医は、皮膚・皮下組織・筋肉・骨など、顔や身体の構造を熟知した医師です。形成外科はもともと、ケガや先天性疾患、がん切除後の再建などで、見た目と機能の両立を求められる高度な手術を行う診療科です。その技術と経験は美容医療にも応用されます。
たとえば、ほくろ除去やイボ取りの際も、単に取り除くだけでなく、術後のキズ痕が最小限になるよう切開の方向や縫合方法にまで配慮します。特に顔面など目立つ部位では、このような形成外科的アプローチが美しい仕上がりに大きく貢献します。

形成外科専門医とは
「形成外科専門医」は、日本形成外科学会による厳しい基準をクリアした医師にのみ与えられる資格です。約5年以上の研修と多数の症例経験、筆記試験と口頭試問を経て取得されるこの資格は、美容手術の繊細な技術と判断力を証明するものです。
実際、日本形成外科学会の2023年データによると、全国に約2,300名しかおらず、患者様が安心して治療を受けるための「医師の質」を示す一つの目安となっています。
レーザー専門医とは
「レーザー専門医」は、皮膚科や形成外科を基盤とした医師のなかでも、特にレーザー機器による治療に深い知識と経験を有する医師に認定されます。日本レーザー医学会が認定するこの資格を取得するには、基本領域における専門医である必要性があるため、確かな経験と知識を持っていることが前提にあり、日進月歩で進化する医療レーザー技術への正確な対応力を持つ証とされています。
シミや赤ら顔、脱毛など、レーザーによる治療は一歩間違えるとやけどや色素沈着といった副作用を引き起こす可能性もあります。レーザー専門医による安全管理と治療設計は、効果だけでなく副作用の最小化にもつながります。
当院では出力の調整や照射方法についても医師が全て監修しています。
以下に、当院で特にご相談の多い治療についてご紹介いたします。